本稿には、2024年に実施された統計検定1級『医薬生物学』 問1の自作解答案を掲載しています。なお、閲覧にあたっては、以下の点にご注意ください。
- 統計検定の問題の使用に関する規約により禁止されているため、問題文は掲載することができません。公式サイトで公開されているものなどをご参照ください。
- この答案は、あくまでも筆者が自作したものであり、公式なものではありません。正式な答案については、公式問題集をご参照ください。
- 計算ミスや誤字・脱字などがありましたら、コメントなどでご指摘いただければ大変助かります。
- スマートフォンやタブレット端末でご覧の際、数式が見切れている場合は、横にスクロールすることができます。
目次[非表示]
〔1〕指標の定義とROC曲線
〔1-1〕指標の定義
感度の定義より、
〔1-2〕ROC曲線
与えられた表1と〔1-1〕の結果より、ROC曲線を描くと以下のようになる。このとき曲線下面積は、
〔2〕対応のある2値データ
〔2-1〕対応のある2値データの期待値と分散
〔i〕期待値
確率変数
〔ii〕分散
期待値の定義より
〔2-2〕対応のある2値データに対する検定統計量
本問における観測データ
また、標本比率の差の分散は、分散の性質より、
〔3〕マクネマー検定
〔3-1〕検定統計量の漸近分布
多項分布が漸近的に多変量正規分布に従うことから、〔2-2〕で求めた検定統計量は、標準正規分布に従う確率変数の2乗値となり、
〔3-2〕マクネマー検定の実行
〔2-2〕の結果より、
0 件のコメント:
コメントを投稿