本稿では、①F分布の定義を用いる方法、②平方変換の公式を用いる方法の2通りの方法で、t分布に従う確率変数を2乗するとF分布に従うことを証明しています。どちらの方法でも、あっさりと証明することができます。
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【定理】t分布とF分布の関係
【定理】
Square Transformation of t-Distribution: Relationship between t-Distribution and F-Distribution
確率変数
証明法①:F分布の定義を用いる方法
証明法②:平方変換の公式を用いる方法
参考文献
- 黒木 学 著. 数理統計学:統計的推論の基礎. 共立出版, 2020, p.123
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