本稿では、ポアソン分布の累積分布関数がカイ2乗分布の確率密度関数を用いて表現できることを証明しています。実用上は、確率値を単純に足していく方が簡単ですが、ポアソン分布とカイ2乗分布の意外な関係性には、なかなかに興味深いものがあります。
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【公式】ポアソン分布の累積分布関数
【公式】
ポアソン分布の累積分布関数
Cumulative Distribution Function of Poisson Distribution
確率変数
証明
(i)与式の右辺を
(ii)部分積分の公式
参考文献
- 小寺 平治 著. 数理統計:明解演習. 共立出版, 1986, p.103 ゼミナール17.1
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