本稿では、二重同次ポアソンモデルのもとでの粗率と加重最小2乗和の関係に関する証明を行っています。
なお、閲覧にあたっては、以下の点にご注意ください。
- スマートフォンやタブレット端末でご覧の際、数式が見切れている場合は、横にスクロールすることができます。
- 曝露(発症)状況を表す右下の添え字は、「0」である場合(
など)や「2」である場合( など)がありますが、どちらも「非曝露群(コントロール群)」を表しています。
【命題】粗率と加重最小2乗和の関係
【命題】
粗率と加重最小2乗和の関係
Relationship between Crude Rate and Weighted Least Squares
二重同次ポアソンモデルのもとで、
〔1〕粗率と加重最小2乗和の同等性
証明:粗率と加重最小2乗和の同等性
証明
二重同次ポアソンモデルの仮定より、
証明:加重最小2乗和の最尤推定分散
証明
まず、
参考文献
- ジョン・ラチン 著, 宮岡 悦良 監訳, 遠藤 輝, 黒沢 健, 下川 朝有, 寒水 孝司 訳. 医薬データのための統計解析. 共立出版, 2020, p.412-414, p.451
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