本稿では、フィッシャーの正確確率検定の正確なp値の算出方法の導出を行っています。サンプルサイズが小さく、漸近的な正規近似を前提とする独立性の検定が妥当でない場合に使える標準的な方法として非常に有名です。
なお、閲覧にあたっては、以下の点にご注意ください。
- スマートフォンやタブレット端末でご覧の際、数式が見切れている場合は、横にスクロールすることができます。
- 曝露(発症)状況を表す右下の添え字は、「0」である場合(
など)や「2」である場合( など)がありますが、どちらも「非曝露群(コントロール群)」を表しています。
【定理】フィッシャーの正確確率検定
【定理】
フィッシャーの正確確率検定
Fisher's Exact Test
マッチングなしのコホート研究(超幾何分布モデル)において、曝露群と非曝露群の発症確率に関する帰無仮説を
①両側仮説
①両側仮説
証明
周辺度数
参考文献
- ジョン・ラチン 著, 宮岡 悦良 監訳, 遠藤 輝, 黒沢 健, 下川 朝有, 寒水 孝司 訳. 医薬データのための統計解析. 共立出版, 2020, p.34-36
- Fisher, R. A.. On the interpretation of
from contingency tables, and the calculation of P. Journal of the Royal Statistical Society, 1922;85 (1): 87-94. doi: https://doi.org/10.2307/2340521
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