本稿は、ジョン・ラチン(2020)『医薬データのための統計解析』の「問題5.2」の自作解答例です。大標本ケース・コントロール研究の分析に関する例題です。
なお、閲覧にあたっては、以下の点にご注意ください。
- スマートフォンやタブレット端末でご覧の際、数式が見切れている場合は、横にスクロールすることができます。
- 曝露(発症)状況を表す右下の添え字は、「0」である場合(
など)や「2」である場合( など)がありますが、どちらも「非曝露群(コントロール群)」を表しています。 - 著作権の関係上、問題文は、掲載しておりません。上述の参考書をお持ちの方は、お手元にご用意してご覧ください。
- この解答例は、筆者が自作したものであり、公式なものではありません。あくまでも参考としてご覧いただければ幸いです。
目次[非表示]
問題5.2.1:帰無仮説の設定
喫煙と心不全との因果関係を示すという文脈においては、以下の検定仮説を検定することになる。
問題5.2.2:前向き発症オッズ比の推定値と信頼区間
前向き発症オッズ比と後ろ向き曝露オッズ比の同等性より、前向き発症オッズ比の推定値は、
問題5.2.3:希少疾患の仮定の下での前向きリスク比の推定
問題文の条件より、真の有病率は、
曝露あり | 曝露なし | 合計 | |
---|---|---|---|
ケース群 | |||
コントロール群 | |||
合計 |
ここから、曝露群と非曝露群の発症割合を推定すると、
問題5.2.4:母集団寄与リスクの推定と信頼区間
問題文の条件より、全体の曝露割合と非曝露割合はそれぞれ、
参考文献
- ジョン・ラチン 著, 宮岡 悦良 監訳, 遠藤 輝, 黒沢 健, 下川 朝有, 寒水 孝司 訳. 医薬データのための統計解析. 共立出版, 2020, p.257-258
- ジョン・ラチン 著, 宮岡 悦良 監訳, 遠藤 輝, 黒沢 健, 下川 朝有, 寒水 孝司 訳. 医薬データのための統計解析. 共立出版, 2020, p.215-221
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