本稿では、希少疾患の仮定の下で、発症リスク比が発症オッズ比で近似できることを証明しています。
なお、閲覧にあたっては、以下の点にご注意ください。
- スマートフォンやタブレット端末でご覧の際、数式が見切れている場合は、横にスクロールすることができます。
- 曝露(発症)状況を表す右下の添え字は、「0」である場合(
など)や「2」である場合( など)がありますが、どちらも「非曝露群(コントロール群)」を表しています。
【定理】発症オッズ比による発症リスク比の近似
【定理】
発症オッズ比による発症リスク比の近似
Odds Ratio Approximate the Risk Ratio under Rare Event Assumption
マッチングなしのコホート研究において、希少疾患の仮定
証明
証明
発症オッズ比の定義式より、
参考文献
- ジョン・ラチン 著, 宮岡 悦良 監訳, 遠藤 輝, 黒沢 健, 下川 朝有, 寒水 孝司 訳. 医薬データのための統計解析. 共立出版, 2020, p.20-23
0 件のコメント:
コメントを投稿