本稿では、標本対数人口寄与危険割合オッズの漸近分布の導出を行っています。
なお、閲覧にあたっては、以下の点にご注意ください。
- スマートフォンやタブレット端末でご覧の際、数式が見切れている場合は、横にスクロールすることができます。
- 曝露(発症)状況を表す右下の添え字は、「0」である場合(
など)や「2」である場合( など)がありますが、どちらも「非曝露群(コントロール群)」を表しています。 - 漸近的な性質を用いる際は、①中心極限定理が成り立つ、②漸近分散を推定する際に、母数をその一致推定量で置き換えることができるということが成り立つと仮定しています。
- デルタ法を用いる際、剰余項(2次の項)が漸近的に無視できる(
に確率収束する)と仮定しています。
【定理】標本対数人口寄与危険割合オッズの漸近分布
【定理】
標本対数人口寄与危険割合オッズの漸近分布
Asymptotic Distribution of Sample PAR Fraction Logarithmic Odds
人口寄与危険割合の母数と標本値をロジット変換するとき、
導出
二項分布の正規近似により、標本比率は漸近的に
参考文献
- ジョン・ラチン 著, 宮岡 悦良 監訳, 遠藤 輝, 黒沢 健, 下川 朝有, 寒水 孝司 訳. 医薬データのための統計解析. 共立出版, 2020, p.54-56
- Walter, S.D.. The Estimation and Interpretation of Attributable Risk in Health Research. Biometrics. 1976, 32(4), p.829-849, doi: 10.2307/2529268
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