本稿では、正規分布の母標準偏差の不偏推定量を導出しています。実用上は標本不偏分散の正の平方根を母集団の標準偏差の推定値として採用することがほとんどですが、本稿で示すように、その値は厳密には不偏推定量にはなりません。
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【命題】正規分布の母標準偏差の不偏推定量
【命題】
正規分布の母標準偏差の不偏推定量
Unbiased Estimator of Standard Deviation of Normal Distribution
母平均が既知の正規分布
証明
標本分散を
参考文献
- 小寺 平治 著. 数理統計:明解演習. 共立出版, 1986, p.119
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