本稿では、大標本における母比率の差の信頼区間を導出しています。
なお、閲覧にあたっては、以下の点にご注意ください。
- スマートフォンやタブレット端末でご覧の際、数式が見切れている場合は、横にスクロールすることができます。
- 漸近的な性質を用いる際は、①中心極限定理が成り立つ、②漸近分散を推定する際に、母数をその一致推定量で置き換えることができるということが成り立つと仮定しています。
は標準正規分布の上側 点を表しています。
データの形式
確率変数
【定理】大標本における母比率の差の信頼区間
【定理】
大標本における母比率の差の信頼区間
Confidence Intervals for Population Proportion Difference with Large-Sample
大標本における母比率の差の
導出
二項分布の期待値と分散は、
参考文献
- 小寺 平治 著. 数理統計:明解演習. 共立出版, 1986, p.130-131
- 野田 一雄, 宮岡 悦良 著. 入門・演習数理統計. 共立出版, 1990, p.244
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