本稿では、①確率変数のたたみこみによる方法、②モーメント母関数を用いる方法の2通りの方法で、互いに独立な指数分布に従う確率変数の和がガンマ分布に従うことを証明しています。また、モーメント母関数を用いてガンマ分布の再生性を証明しています。
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目次[非表示]
【命題】ガンマ分布の確率密度関数の導出:指数分布とガンマ分布の関係
【命題】
ガンマ分布の確率密度関数の導出:指数分布とガンマ分布の関係
Derivation of Gamma Distribution: Relationship between Exponential Distribution and Gamma Distribution
確率変数
導出法①:確率変数のたたみこみによる方法
指数分布とガンマ分布の確率密度関数は、
(i)
ガンマ分布の確率密度関数は、
(ii)
与えられた命題が成り立つ、すなわち、
確率変数の和
(i)(ii)より、数学的帰納法によって、任意の正の整数
導出法②:モーメント母関数を用いる方法
指数分布のモーメント母関数の公式より、
確率変数の和
【定理】ガンマ分布の再生性
【定理】
ガンマ分布の再生性
Reproductive Property of Gamma Distribution
確率変数
証明
ガンマ分布のモーメント母関数の公式より、
参考文献
- 野田 一雄, 宮岡 悦良 著. 入門・演習数理統計. 共立出版, 1990, p.137, p.140
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