本稿では、①定義に沿った方法、②独立でないベルヌーイ試行の和と考える方法の2通りの方法で、超幾何分布の期待値と分散を導出しています。①の方法は計算が煩雑で、②の方法は和の分散の一般公式を用いるため、いずれの方法もそれなりに大変ではありますが、基本事項としてしっかりと押さえておきたいところです。
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【公式】超幾何分布の期待値・分散
【公式】
超幾何分布の期待値・分散
Expected Value and Variance of Hypergeometric Distribution
超幾何分布
導出法①:定義に沿った方法
(i)期待値
期待値の定義式
(ii)分散
2次階乗モーメントの定義式
導出法②:独立でないベルヌーイ試行の和と考える方法
超幾何分布の確率変数
期待値の性質
和の分散の一般公式より、
参考文献
- 野田 一雄, 宮岡 悦良 著. 入門・演習数理統計. 共立出版, 1990, p.108-109
- 竹村 彰通 著. 現代数理統計学. 創文社, 1991, p.84-86
- 久保川 達也 著, 新井 仁之, 小林 俊行, 斎藤 毅, 吉田 朋広 編. 現代数理統計学の基礎. 共立出版, 2017, p.50 演習問題3
- 黒木 学 著. 数理統計学:統計的推論の基礎. 共立出版, 2020, p.90-91
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